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イスラエル 数々のITスタートアップが生まれるテルアビブの雰囲気


地中海に面したイスラエル テルアビブ。「第2のシリコンバレー」と騒がれ注目が集まるここでは日々数多くのITスタートアップが生まれる。空港からタクシーで街までは約40分ほど。そんなテルアビブの街の雰囲気について、今回は紹介したい。

街全体はとてもカジュアルな雰囲気

固い雰囲気はほとんどなく、ビジネスミーティングでもTシャツ/短パンでも相手は全く気にしない。9月位だと気候もよく、とても過ごしやすい。夜も遅くまでBarやクラブで遊び通している人がとても多い。ヒッピー文化があるのか落書きがいたるところで見られる。

【落書きが至るところに見られる】

【ヒッピー文化を感じる】

街の落書きはスラム街を連想させ犯罪が多い印象を抱かせるが、治安が悪いというわけでもない。家賃含めた物価もそれなりに高く、生活水準は決して低くない。特に中心地のRothchild Blvd の街並みは、個店があり、緑もありと非常に洒落ており、日本の青山みたいな雰囲気だ。

【緑も配置され落ち着いた街並み】

しかし、10分位歩くだけで街並みも豹変する。Rothchiled ではほとんどアフリカ系の人々は見なかったが、少し隣ではアフリカ系の人々しかみかけないエリアもある。治安も大きく変わり、貧富の差を街の中でも感じる。

同性愛者への理解もこの街の特徴だ。ベランダにレインボー色の旗や傘を掲げている住居をしばしば見かける。彼らはこの旗や傘でカミングアウトしているとのこと。

【レインボー色の傘】

【レインボー色の傘】

小さな街の移動手段

街自体はそこまで広くはない。そんな街の内部の移動にはタクシーが便利。Gettという配車アプリがこちらでは主流だ。テルアビブに来る人にはこちらのアプリを予めダウンロードしておくことをお勧めしたい。

【Gett】

【移動にとても便利】

地元の人々はバスを利用している人が多い。その他にも自転車も有効だ。街の至るところで一時的にレンタルできる自転車も用意されている。

【数時間、数百円程度で利用可能】

少し脱線するが、イスラエルにはヨムキプールという宗教のイベントがある。贖罪の日と言われる1年で最も神聖な日にあたり、25時間、飲食や入浴、労働などが禁止になる。街からは車が消え、全てのお店が閉まるまさに特別な日だ。車が通らなくなるため、自転車が有効な移動手段になるのだが、このヨム・キプールの最中は上で紹介した自転車もレンタルすることができない。もしヨム・キプール中に使いたければ、開始前に予め借りておく必要があるので、注意が必要だ。

【ヨム・キプールの最中に道路ではしゃぐ子供たち】

価格は高いが量も多い食事

最後に食事について。レストランで食べる食事は日本よりも全般的に高い。ランチを外食で済ますと1,500円から2,000円位はかかる。しかし、全体的に量も多い。サンドイッチなんかも非常に大きいため、1.5倍から2倍くらいの量がある感じだ。

【半分でも十分多い】

レストランなどで沢山の種類を食べたい場合は注意が必要だ。 味は好みあるが、日本人の口にも合うものが多いと思う。新鮮な野菜が自国でとれるため、サラダはどこでも食べても美味しい。

まとめ

イスラエルと聞くと、日本からは非常に遠く一般的には親近感の持ちにくい国だと思う。実際、2017年9月現在、街を歩いていても日本人含むアジア系の人の割合は非常に低い。それでも現地の人からは物珍しい目で見られることもない。このあたりは世界をまたにかけているユダヤ人の特性なのかなとも感じる。


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