【IVCレポート】2020年 イスラエルテックレビュー
2020年の投資とイグジット情報から読み解くスタートアップ・トレンド
毎年1,000社を超えるスタートアップが生まれるイスラエルは、現在世界中の投資家から注目を浴びている。
注目が高まるイスラエルのテック産業における投資とイグジットに関して、IVCから2020年を総括する最新情報が発表された。サマリーは以下になる。
【2020年は、資金調達は過去最高値を記録したものの、M&Aやシードラウンドは低迷】
2020年におけるイスラエルのハイテク企業の資金調達は、新型コロナウイルスの影響で一時的に減少したものの、一年を通しては合計578件の資金調達が成功し、総額は99億3400万ドルに上った。一方、M&A活動や、シードラウンドの資金調達は例年と比べて大幅な減少がみられた。
【ハイライト】
イスラエルのテック業界は、COVID-19のパンデミックにもかかわらず急速な投資ペースを維持しており、2020年には昨年を超える578件の、合計99億ドルにのぼる投資があった。
アーリーステージへの投資は、金融市場の不透明感から、2020年のQ1~Q2に一時的な打撃を受けたが、Q3とQ4の活動がそれを補った。
2020年は1億ドル以上の大規模資金調達が一般的になり、全体の3分の1近くを占めるようになった。
2020年は、イスラエルVCによる調達資金額が前年よりも下がった初の年となった。この動向は、外国からの資金調達が増えたことによって説明できる。
COVID-19の影響でM&A活動が大幅に減少した。
2020年には、9社の企業がTASEでのIPOを、7社が米国でIPOを完了した。
【目次】
1. 本報告書について
2. イスラエルのテック産業への投資
3. イスラエルテック産業のイグジット
4. 資本市場におけるイスラエルテック産業
5. 方法論
本資料「IVC-Meitar 2020年イスラエルテックレビュー」は以下よりダウンロードが可能。興味のある方はぜひ確認をしてみてほしい。
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