【IVCレポート】2020/Q1 イスラエルハイテクスタートアップへの投資動向最新情報
毎年1,000社を超えるスタートアップが生まれるイスラエルは、現在世界中の投資家から注目を浴びている。2020年1月〜2月における、イスラエルのハイテクエコシステムへの投資は概ね例年通りで、特にレイターラウンドへ投資が集中する傾向が見られた。5000万ドル以上の投資を行った企業の中には、日本のバイオ製薬企業も含まれている。
その一方で、世界経済の景気減退の影響を受け、創業間もない企業は、資金調達が困難な状況が続いている。
注目が高まるイスラエルのスタートアップ投資動向に関して、IVCから2020年第1四半期の最新情報が発表された。サマリーは以下になる。
この3ヶ月の出来事を鑑みるに、2020年はイスラエルのハイテク産業にとって 大きな試練の年となるだろう。新型コロナウイルスの影響により、多くの企業は 通常の企業活動を休止して、この不透明な状況を乗り切るための方策を模索している。世界規模の景気減退の影響を第一に受けたのは創業して間もないシードラウンドの企業だ。2020年の2月以降、シードラウンドに関して行われた資金調達は、たった4件しか確認されていない。
2020年の1月と2月における資金調達はおおむね例年通りであり、昨年の第1四半期と同程度の値を記録した。2019年から続くトレンドである、レイターラウンドに 投資が集中する傾向が、 2020年の3月を通して強まり、より顕著となった。
グロースラウンドの企業が大規模な資金調達に成功している。2020年第1四半期に5000万ドル以上の資金調達に成功した11の企業のうち、1億ドル以上を記録して 注目を集めた企業は6社あり、いずれもグロースラウンドに位置する。特に、Via社は4億ドルの資金調達を行い、2020年第1四半期における最高額を記録した。
【目次】
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