2019年、イスラエルと日本の関係が大きく進展する年に
2019年1月15日世耕経済産業大臣がイスラエルを訪問された。
今回の訪問の目的は、日本とイスラエルにて先端医療分野での事業提携の覚書交わすこと。
世耕大臣とともに日本の大手企業のエグゼクティブを中心に60社100人を超える方々もイスラエルの視察に訪れていた。
我々ジャコーレもJetroや経済産業省からの依頼を受け、現地スタートアップとの調整などを支援。開催されたイベントのなかで、バイバー創業者でもあるタルモンと久しぶりにパネルディスカッションもさせて頂いた。
タルモンはめったにイベントやカンファレンスにはでないイスラエルでも指折りの成功している連続起業家の一人。
※タルモンについては過去のブログをぜひみてほしい。
会場は約200名の日本人と60名のイスラエル人で埋め尽くされ、みな真剣に我々のディスカッションに耳を傾けてくれていた。
タルモンとディスカッションしたのは、日本企業と協業し、日本企業の中で働き、日本市場進出をもやってきた日イビジネスの先駆け的な存在として、どううまく立ち回ってきたか、また楽天が自社でソーシングし、買収クロージングし、インテグレーションしたバイバーの裏話や苦労話などである。
買収前からインテグレーションまでカウンターとして、また仲間/兄弟分として3年以上ずっとやってきた唯一の者としては懐かしく、涙ものの内容だった。タルモンは相変わらずのエネルギーで、会場も彼のトークに魅了されていた。
私がイスラエルで働いていた2014年はイスラエルで日本人をみることはかなり稀だった。今では100名を超えるエグゼクティブが視察に訪れるほどに。その当時から今を考えると、いよいよ日本とイスラエルの関係性が大きく動く年になるということが確信に近く感じる。
イスラエルには革新的な技術が日々生まれる一方、文化の違いなどから日本に技術輸入することは決して容易なことではない。このような気運のなか、ジャコーレではイスラエルスタートアップと日本企業の協業に貢献すべく引き続き努めていきたい。
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